それでは、今日は、門司港駅前の施設をお届けします。
門司港駅の近くにある、コンクリートのビル(写真)。何の変哲も無いビルですが、これはJR九州にとって重要であった建物です。
明治期の九州鉄道は、門司に本社を構え、その建物は現在「九州鉄道博物館」になっています。そのまま門司鉄道管理局となり、同所に置かれましたが、その後門司鉄道管理局はこのビルに移転、九州の鉄道の中枢となっていました。そしてJR九州もそのままこのビルを本社としていましたが、現在は博多に移転しています。
つまり空き家な訳ですが、門司港レトロ地区でも景観を乱さないビルであり、そのままです。門司港は、建物好きには一日飽きない程の名建築があり、明治開国期の雰囲気が残り、とても好きな場所です。また、そのうちに。
それでは、次回をお楽しみに。