Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

台車

激変の前#7

それでは、今回も引き続き、JR西日本金沢総合車両所松任本所のイベントからお届けします。 写真は、DT141(写真)。DE10系列の2軸側の台車、これは普通にB、AAではありません。これも、横に展示されるDE15のものとの解説がありました。 …

激変の前#6

それでは、今回も引き続き、JR西日本金沢総合車両所松任本所からお届けします。 写真は、3軸台車、DT142です(写真)。DE10、DE11も同じですが、横に展示されているDE15のものです。3軸台車ですが、Cではなく、それぞれが可動式らしく…

激変の前#5

それでは、今回も引き続き、JR西日本金沢総合車両所松任本所のイベントからお届けします。 写真は、除雪気動車キヤ143の、動軸の輪軸(写真)。車輪の間にギヤボックスがあります。 どうも新品のようで、塗装も金属面も美しく、車軸を固定する部分には…

激変の前#4

それでは、今回も引き続きJR西日本金沢総合車両所松任本所のイベントからです。 写真は、キハ40系の、動台車の輪軸(写真)。ギヤボックスが装備され、ここにプロペラシャフトが繋がるようです。 大型車体で車重が重く、しかしそれほど機関出力も上がっ…

激変の前#3

それでは、今回も引き続きJR西日本金沢総合車両所松任本所のイベントからです。 写真は、521系用のM車の輪軸、則ちクモハ521用の輪軸です(写真)。モーターと噛み合わせるギヤボックスが装備されます。残りのスペースにはモーターが装架されるので…

激変の前#2

それでは、今回も引き続き、JR西日本金沢総合車両所松任本所からお届けします。 写真は、輪軸、521系用のT車の輪軸、則ちクハ520の輪軸です(写真)。撓み軸継手ではなく2枚のブレーキディスクで、T車遅れ込めはあるでしょうが、ブレーキ力が増し…

その名は東京#18(延長戦)

それでは、先回で終わりの筈であったJR東日本東京総合車輌センターイベント、延長の追編です。 写真は、JR東日本が自身で設計した最初の通勤電車、209系の試作車である901系クハ901-1、後のクハ209-901です(写真)。耐用年数13年を…

その名は東京#13

それでは、今回も引き続き、JR東日本東京総合車輌センターからお届けします。 今回は、E231系の先頭車、Tc車の台車(写真)。TR246M、通常のT台車にエアを供給すると緩む駐車ブレーキが追加された台車です。 他のJRでも多くは手歯止め(ハ…

その名は東京#12

それでは、今回も引き続き、JR東日本東京総合車輌センターのイベントからお届けします。 写真は、E233系のM台車です(写真)。形式は、DT71です。電動車ユニットの冗長性を上げるためモーター出力がアップし、それに併せた改良です。軸バネは軸は…

その名は東京#11

それでは、今回も引き続き、JR東日本東京総合車輌センターからお届けします。 写真は、E231系のM台車、DT61です(写真)。軸箱支持は軸はり式、軸バネと梁のみの構造で、モーターは装架されていますが、簡易な構造です。保守の簡易性が重要です。…

その名は東京#10

それでは、今回も引き続き、JR東日本東京総合車輌センターのイベントからお届けします。 写真は、E233系の、T台車(写真)。TR255とされます。軸はり式は同じですが、新幹線E7系等と同じく梁外側にダンパーを追加、乗り心地の改善が図られてい…

その名は東京#9

それでは、今回も引き続き、JR東日本東京総合車輌センターからお届けします。 写真は、E231系の、T台車(写真)。TR246、駐車ブレーキのついた先頭車用ではありません。軸はり式のボルスタレス台車、簡易な構造です。 一時はボルスタレス台車こ…

その名は東京#5

それでは、暫く空いてしまいましたが、連載を再開します。今回も、東京総合車輌センターからです。 写真は、205系、相模線用500番代、クハ205 508です(写真)。乗車体験に使用されました。 その、T台車(写真)。形式はTR235、ボルスタレ…

復活への道#4

それでは、今回は只見線関連、最終回をお届けします。 写真は、只見駅近くの公営施設の駐車場にて保存される、C58 244の、テンダ(炭水車)(写真)。機関車の後に従う、動力源です。 その、前位側の台車(写真)。板台枠に、板バネの軸バネ、クラシッ…

復活への道#3

それでは、今回も引き続き、只見関連の写真をお届けします。 写真は、只見駅近くの公共施設駐車場にて保存される、C58 244(写真)。屋根囲いもあり、塗装も補修され、そこそこの状態です。 先輪からシリンダーまで(写真)。一番大事な部分です。 ダ…

Departure#7

それでは、今回も引き続き、敦賀関連の写真を見ていきたいと思います。 写真は、キハ28 1019改め3019の、付随台車(写真)。TR51Bとされます。軸箱支持は国鉄伝統のウイングバネペデスタル式、枕バネはコイルバネになっています。この台車は…

Departure#3

それでは、今回も引き続き、敦賀関連をお届けします。 写真は、「敦賀赤レンガ」の横に展示される、キハ28 3019です(写真)。1019として落成、冷房電源を搭載し+2000されます。見てのとおり曲面ガラスによるパノラミックウィンドウの運転台…

大正期まで#11

それでは、今回も引き続き、ちほく鉄道ふるさと銀河線(廃止)陸別からお届けします。 写真は、CR75-101(写真)。CR75に、更にイベント用設備を付加した車両です。酷寒冷地用ですが、新潟鐵工所の軽快気動車そのままです。 台車(写真)。枕バ…

大正期まで#10

それでは、今回からは、網走本線、池北線、後のちほく鉄道ふるさと銀河線(廃止)、陸別駅にて保存される車両たちを紹介していきたいと思います。 写真は、CR75-1です(写真)。多数派を占めたCR70形とほぼ同じ新潟鐵工所(現「新潟トランシス」)…

大正期まで#9

それでは、今回は湧網線(廃止)佐呂間の最終回です。 写真は、D51 565のテンダ(炭水車)、前側の台車です(写真)。板バネの軸バネ、2軸台車です。 後側の台車(写真)。こちらも同構造、ボギー車です。 小型のテンダの場合は、3軸の場合もありま…

大正期まで#8

それでは、今回も引き続き、湧網線(廃止)佐呂間からお届けします。 写真は、D51 565の、先輪、シリンダー及びダイヤモンドヘッドです(写真)。ボイラの誘導、及び蒸気の直線往復運動を発生させる場所です。 続いて、D51 565の、動輪、主連棒…

大正期まで#6

それでは、今回も引き続き、湧網線(廃止)佐呂間からお届けします。 写真は、同所で保存されるDE10 1677の、2軸動台車(写真)。DT131Eとされます。 同機も現役機とほぼ同じ、古さは感じませんが、調子が悪かったのか、それともそれほどの余…

大正期まで#5

それでは、今回も引き続き、湧網線(廃止)佐呂間からお届けします。 写真は、静態保存される、DE10 1677の、3軸側の台車(写真)。後期の簡素化された3軸台車、DT141のようです。 エンジンをチューンナップされ、SGを非搭載とした1500…

大正期まで#4

それでは、今回も引き続き、湧網線(廃止)佐呂間からお届けします。 写真は、車掌車、ヨ8017の、車軸(写真)。ヨ8000形は二軸車のため、台車はなく、写真のように板バネの軸バネで、上下に動くようになっています。 ヨ8000形は最後の車掌車新…

大正期まで#3

それでは、今回も引き続き、湧網線(廃止)佐呂間の保存車からお届けします。 写真は、スユニ50 517の台車(写真)。TR47、軸箱支持はウイングバネペデスタル式ですが、枕バネは板バネ、かなり旧式の部類に入る台車で、スハフ44等の旧式客車で使…

トラムの日#19

それでは、今回も引き続き、広電本社のイベントからお届けします。 写真は、3103Aの、台車(写真)。元西鉄北九州線車両、日立の部品が多数使用されます。軸箱支持はウイングバネペデスタル式、ボルスタ台車ですが、ボルスタアンカが目立つように設置さ…

トラムの日#18

それでは、今回も引き続き、広電本社のイベントからお届けします。 写真は、元京都市電1901の台車(写真)。住友金属FS65Aです。軸箱守、枕バネはコイルバネです。 FS65では弾性車輪が使用されていたとのことですが、同形は止め、通常の車輪と…

トラムの日#17

それでは、今回も引き続き、広電本社でのイベントをお届けします。 写真は、国産LRTである「グリーンムーバ-・マックス」、5100形5105Aの、付随台車(写真)。モーターは無く、重量を支えるコイルバネの枕バネが見えています。 LRTが導入さ…

トラムの日#16

それでは、今回も引き続き、広電のイベントからお届けします。 写真は、801の台車(写真)。陽刻で「FS83」と出ていますが、これは住友金属FS83という意味と思われます。ボルスタ台車、ボルスタアンカと、アンチローリングのためのゴムブッシュが…

トラムの日#15

それでは、今回も引き続き、広電本社のイベントからお届けします。 これは広電オリジナル車両でしょうか、352の台車(写真)。日本車輛製台車の、NS-11で、軸箱守の軸箱支持に、枕バネはコイルバネで、少々古いですが、宮島線直通も考えられた、高速…