Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

2020-01-01から1年間の記事一覧

四国のような#10

それでは、今回も引き続き、関東鉄道常総線水海道車両基地イベントからお届けします。 写真は、冷房用コンプレッサー(写真)。キハ2302は、冷房で気化した冷媒を、床下のコンプレッサーで圧縮し液化しているようです。 通常、クーラーは放熱の関係で屋…

四国のような#9

それでは、今回も引き続き、関東鉄道常総線水海道車両基地イベントからお届けします。 写真は、蓄電池箱(写真)。6Vのバッテリー、恐らく鉛蓄電池を4個直列で、24Vを得ています。つまり、トラックやバスなどの大型自動車と同じ電圧です。ディーゼルエ…

四国のような#8

それでは、今回も引き続き、関東鉄道常総線水海道車両基地イベントからお届けします。 写真は、ATS車上子と思っていたら、説明によると列車選別車上子とのこと(写真)。快速運転がある常総線で、車両のデジタル装置から快速か普通かを送信すると、それに…

四国のような#7

それでは、今回も引き続き、関東鉄道常総線水海道車両基地イベントからお届けします。 写真は、液体式変速機(トルクコンバーター)DB-115です(写真)。銘板などを見ると、少し年季の入ったもののようです。 一般に、気動車の変速段は、変速1段、直…

四国のような#6

それでは、今回も引き続き関東鉄道常総線水海道車両基地イベントからお届けします。 写真は、液体式変速機(トルクコンバーター)(写真)。形式がTSCN-22-1607となっているようで、恐らく新潟鐵工所(現「新潟トランシス」)製ですが、開発には…

四国のような#5

それでは、今回も引き続き、関東鉄道常総線水海道車両基地イベントからお届けします。 写真は、駆動用の、ディーゼルエンジン(写真)。新潟鐵工所、現「新潟トランシス」製のエンジン、形式名はDMF13HZ、排気量13リットルの横型6気筒過給器・イン…

四国のような#4

それでは、今回も引き続き、関東鉄道常総線水海道車両基地イベントからお届けします。 写真は、整備工場の中にある、転車台(写真)。大きさは、ほぼ台車1個分で、車両の転向では無く、本台車と仮台車の交換で、本台車を台車工場に送り、仮台車に交換し車体…

四国のような#3

それでは、今回も引き続き、関東鉄道常総線水海道車両基地イベントからお届けします。 写真は、リフティングに使用されるキハ2302の動台車、NP128Dです(写真)。ボルスタレス台車、ダイレクトボディーマウント式の台車で、新潟トランシスの軽快気…

四国のような#2

それでは、今回も引き続き、関東鉄道常総線水海道車両基地のイベントからお届けします。 写真は、新しい気動車、5002(写真)。単行も可能な気動車、ブレーキが電気指令式かどうかでも、通常繋げる相手が決まっています。勿論、非常時は別ですが。 その…

四国のような#1

それでは、今回からは、TXと同日にイベントが開催された、関東鉄道水海道車両基地のイベントからお届けします。 写真は、最寄りの水海道駅との間を往復する、キハ318(写真)。恐らく相方は、キハ317です。国鉄キハ35系の車体更新車、同時に乗降用…

開設4周年とのことでした。

本日、メールが届き、当ブログ開設4周年とのことでした。 最近は投稿頻度が落ち、休みがちですが、今後も、気長に続けていきたいと思います。 それでは、次回をお楽しみに。

先進#6

それでは、今回も引き続き、つくばエクスプレス守谷車両基地のイベントからお届けします。 写真は、車両整備工場に設置される、トラバーサ(写真)。屋内用のもので、左右に走行用のレール、中央手前側に給電用のレールが敷かれます。恐らく、電動式です。 …

先進#5

それでは、今回も引き続き、つくばエクスプレス守谷車両基地のイベントからお届けしたいと思います。 写真は、TX-1108の、連結面(写真)。中央にボルトによる半固定式の車両の連結器、その横にはケーブルは4本のジャンパ栓2つが、仮のジャンパ栓受…

先進#4

それでは、今回も引き続き、つくばエクスプレス守谷車両基地のイベントからお届けしたいと思います。 写真は、台車(写真)。川崎重工KW167とのプレートが貼られ、恐らくTX-1108用の台車と思われます。見てのとおり軸はり式のボルスタレス台車で…

先進#3

それでは、今回も引き続き、つくばエクスプレス守谷車両基地のイベントからお届けします。 写真は、TX-2000系2670と、TX-1000系1114の連結部(写真)。連結器がいずれも密着小型自連で、錠が何れも下作用式、錠が見えています。実際甲…

先進#2

それでは、今回も引き続き、つくばエクスプレス守谷車両基地のイベントからお届けします。 写真は、直流区間専用のTX-1000系、TX-1114です(写真)。TX-2000系と外観は似ていますが、直流専用で交流機器が無く、またTX-2000系が…

先進#1

それでは、今回からつくばエクスプレス守谷車両基地のイベントからお届けします。 写真は、子供綱引きに使用される、TX-2000系TX-2170です(写真)。TX-2000系後期の車両、現在新製はTX-3000系にスイッチしています。 その、台…

天命#11

それでは、今回もJR四国多度津工場イベントからお届けします。 写真は、C58 333の、テンダーの台車(写真)。右手がキャブで、前側に当たります。軸ばねは重ねた板バネで、それを鉄板の台車枠が支えています。ベアリングの無い時代、平軸受けでしょ…

天命#10

それでは、今回も引き続き、JR四国多度津工場イベントからお届けします。 写真は、C58 333の、従台車(写真)。丁度火室の真下に当たります。 C58は、軸配置が1C1の、プレーリーと呼ばれる構造です。客貨両用の機関車とされ、D51程ではあり…

天命#9

それでは、今回も引き続き、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、場内の準鉄道記念物、C58 333です(写真)。四国で最後に走ったSLのようです。 その、シリンダーと、動輪(写真)。シリンダーの往復運動が、露出しているが複雑…

天命#8

それでは、今回も引き続き、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、まだ残っていました、0系の、手前の3席は普通車、後の2席はグリーン車の座席です(写真)。普通車は、リクライニングの無い転換クロスシートで、今では考えられない座…

天命#7

それでは、今回も引き続きJR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、電車のボックスシートです(写真)が、何か違う。通常のボックスシートは大人2人掛けが向かい合わせで4人用ですが、座席の途中に仕切りが付き、3人掛けのようです。この…

天命#6

それでは、今回も引き続き、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、恐らく大正期の座席と思われます(写真)。固定クロスシート、座面はクッションのある布張りですが、背面は板のみ、恐らく3等車と思われます。明治期の、座面も板張りか…

天命#5

それでは、今回も引き続き、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 多度津工場の建物の、資料館のような建物には、過去の鉄道の資料が残っています。讃岐鉄道の駅舎の鬼瓦や、いろいろな資料があるわけですが、写真は、3等車の座席(写真)。板張…

天命#4

それでは、今回も引き続きJR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、何かワム80000に窓をつけたように見えますが、これは準鉄道記念物「ロ481」です(写真)。明治期の、いわゆる「マッチ箱」、二軸単車の二等車です。恐らく座席は布…

天命#3

それでは、今回も引き続き、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、JR四国の主力特急用気動車2000系、130キロ運転用試作車である2458の、駆動機関(写真)。コマツ製ディーゼル機関、SA6D125H-1Aです。水平6気筒…

天命#2

それでは、今回も引き続き、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 工場中心部にある、トラバーサです(写真)。屋根付きで、車両を平行移動させます。しかしイベントには使用されず、乗車体験はおろか動作実演も無く、立入禁止区域として外側にそ…

天命#1

暫く空いてしまいましたが、投稿を再開したいと思います。今回も、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、JR四国8000形特急電車の動台車、S-DT60です(写真)。いわゆる「制御付き振り子」と呼ばれる車体傾斜装置を装備した台…

世界初#2

それでは、今回も引き続き、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、先回の2000形2001の相方として試作された、2101です(写真)。2102以降と比較すると、やや丸みを保っており、また中央貫通路のところが異なります。これ…

世界初#1

それでは、今回からは、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、世界初の振子気動車、JR四国2000形の試作車、2001です(写真)。非電化区間で急曲線でも高速に走行出来るよう、制御付き自然振子装置で車体を傾斜することができま…