Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

天命#11

それでは、今回もJR四国多度津工場イベントからお届けします。 写真は、C58 333の、テンダーの台車(写真)。右手がキャブで、前側に当たります。軸ばねは重ねた板バネで、それを鉄板の台車枠が支えています。ベアリングの無い時代、平軸受けでしょ…

天命#10

それでは、今回も引き続き、JR四国多度津工場イベントからお届けします。 写真は、C58 333の、従台車(写真)。丁度火室の真下に当たります。 C58は、軸配置が1C1の、プレーリーと呼ばれる構造です。客貨両用の機関車とされ、D51程ではあり…

天命#9

それでは、今回も引き続き、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、場内の準鉄道記念物、C58 333です(写真)。四国で最後に走ったSLのようです。 その、シリンダーと、動輪(写真)。シリンダーの往復運動が、露出しているが複雑…

天命#8

それでは、今回も引き続き、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、まだ残っていました、0系の、手前の3席は普通車、後の2席はグリーン車の座席です(写真)。普通車は、リクライニングの無い転換クロスシートで、今では考えられない座…

天命#7

それでは、今回も引き続きJR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、電車のボックスシートです(写真)が、何か違う。通常のボックスシートは大人2人掛けが向かい合わせで4人用ですが、座席の途中に仕切りが付き、3人掛けのようです。この…

天命#6

それでは、今回も引き続き、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、恐らく大正期の座席と思われます(写真)。固定クロスシート、座面はクッションのある布張りですが、背面は板のみ、恐らく3等車と思われます。明治期の、座面も板張りか…

天命#5

それでは、今回も引き続き、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 多度津工場の建物の、資料館のような建物には、過去の鉄道の資料が残っています。讃岐鉄道の駅舎の鬼瓦や、いろいろな資料があるわけですが、写真は、3等車の座席(写真)。板張…

天命#4

それでは、今回も引き続きJR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、何かワム80000に窓をつけたように見えますが、これは準鉄道記念物「ロ481」です(写真)。明治期の、いわゆる「マッチ箱」、二軸単車の二等車です。恐らく座席は布…

天命#3

それでは、今回も引き続き、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、JR四国の主力特急用気動車2000系、130キロ運転用試作車である2458の、駆動機関(写真)。コマツ製ディーゼル機関、SA6D125H-1Aです。水平6気筒…

天命#2

それでは、今回も引き続き、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 工場中心部にある、トラバーサです(写真)。屋根付きで、車両を平行移動させます。しかしイベントには使用されず、乗車体験はおろか動作実演も無く、立入禁止区域として外側にそ…

天命#1

暫く空いてしまいましたが、投稿を再開したいと思います。今回も、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、JR四国8000形特急電車の動台車、S-DT60です(写真)。いわゆる「制御付き振り子」と呼ばれる車体傾斜装置を装備した台…