Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

2019-08-01から1ヶ月間の記事一覧

揺り籠から#27

それでは、永きに渡って連載した、長野総合車輌センターイベント最終回をお届けします。 今日は、S108編成、クハE352-8の、連結器(写真)。こちら側は連結しないため貫通路は準備工、密着連結器の下には電連はありません。そのため、スカートが下…

揺り籠から#26

それでは、今回も引き続き長野総合車輌センターイベントからお届けします。 写真は、E353系S108編成、クハE352-8です(写真)。 同車の台車、TR265です(写真)。空気バネ振り子傾斜装置に支障しないよう、ヨーダンパの設置位置が特徴的…

揺り籠から#25

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターイベントからお届けします。 写真は、クモユニ143-1です(写真)。所謂「山スカ色」で、中央線115系と同様の塗色です。しかし郵便荷物電車としての用途は廃止されているため、現在は牽引車、及…

揺り籠から#24

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターイベントからお届けします。 写真は、昨年引退した「リゾートエクスプレスゆう」の、連結面(写真)。密着連結器に、左右に金属のエアホース、その外側にジャンパ栓が各2つ装備されます。 専用の電源…

揺り籠から#23

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターのイベントからお届けします。 長野は、揺り籠でもあり、墓場でもあります。昨年最期を迎えるため長野にやって来た、485系「リゾートエクスプレスゆう」です(写真)。永く水戸地区での団臨に使用さ…

揺り籠から#22

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターイベントからお届けします。 写真は、JR九州「SL人吉」用の、制輪子(ブレーキシュー)(写真)。左が炭水車用、右が機関車用です。8620形のものです。 このように、長野では他社の部品も受注…

揺り籠から#21

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターのイベントからお届けします。 写真は、鋳鉄製のブレーキ制輪子です(写真)。右がJR東海キハ85系用のもの、左が秩父鉄道用のものです。 長野の鋳鉄工場もオートメーションが可能で、その見学は目…

揺り籠から#20

それでは、今回も引き続きJR東日本長野車両センターのイベントからお届けします。 今回は、写真のうち黄色の部分がそうで、これはブレーキキャリパです(写真)。ディスクブレーキのディスクを、ブレーキパッドを介し挟み込む部品、この圧力で車輪を停止し…

揺り籠から#19

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターのイベントからお届けします。 写真は、牽引脚(写真)。台車の中心部で台車を固定し、牽引力を伝える装置です。従来は溶接で造られていましたが、強度の問題があり鋳造で造られるようになりました。 …

揺り籠から#18

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターイベントからお届けします。 写真は、115系訓練車のクハ115、その台車、TR62で(写真)。典型的な国鉄形台車、ウイングバネや車体支持などが正にそのものです。 JR30年、車両置き換えも…

揺り籠から#17

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターからお届けします。 写真は、TR246(写真)。209系のT台車です。構造的には、更に簡易な構造となった軸はり式の軸箱支持、ダイレクトボディーマウント方式のボルスタレス台車、軽量化が更に図…

揺り籠から#16

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターからお届けします。 写真は、DT50D、205系の動台車です(写真)。ダイレクトボディーマウント方式のボルスタレス台車、軸箱支持は積層ゴム式で、バネ下重量を極限まで減らした台車と言えます。…

揺り籠から#15

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車両センターからお届けします。 写真は、205系の主制御装置、上がCS57、下がHS54で、界磁添加励磁制御の装置です(写真)。211系もほぼ同様のシステムとのことです。 基本は電動カム軸が回転する制…

揺り籠から#14

それでは、今回も引き続き、JR東日本長野車輌センターからお届けします。 写真は、シングルアームパンタグラフ、PS31Aです(写真)。E351系で使用されていたパンタグラフです。これも、開いていないのが残念です。 GPSで振り子による車体傾斜…