Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

2019-02-01から1ヶ月間の記事一覧

トラムの日#15

それでは、今回も引き続き、広電本社のイベントからお届けします。 これは広電オリジナル車両でしょうか、352の台車(写真)。日本車輛製台車の、NS-11で、軸箱守の軸箱支持に、枕バネはコイルバネで、少々古いですが、宮島線直通も考えられた、高速…

トラムの日#14

それでは、今回も引き続き、広電のイベントからお届けします。 写真は、元京都市電、1906の、台車(写真)。住友金属FS65Aで、軸箱は軸箱守、枕バネはコイルバネで、下から支える形になっています。路面用で、排障器も装備されます。 広電は外国の…

トラムの日#13

それでは、今回も引き続き、広電のイベントからお届けします。 写真は、大正期の2軸単車を復元した、101(写真)。木材を多用した、レトロな車両です。足回りは2軸、恐らくブリル台車の再利用で、これは本物と思われます。 初期の電車は、こんな感じで…

トラムの日#12

それでは、今回も引き続き、広電本社でのイベントからお届けします。 写真は、582の台車(写真)。元神戸市電、塗色は当時のまま広島で走ります。軸バネペデスタル式の軸箱支持、枕バネはレール方向の板バネとコイルバネが組み合わされています。やはり路…

トラムの日#11

それでは、今回からは、広島電鉄本社イベントからお届けします。 写真は、768「トラン・ルージュ」の、台車(写真)。徹底的に更新された車体に対し、足回りは塗装した程度であまり変わっていないのが分かります。軸箱支持はウイングバネになっており、枕…

トラムの日#10

それでは、今回は、阪堺電軌我孫子道のイベント最終回です。 写真は、502の台車(写真)。車体にダイレクトマウントされた積層式空気バネと、車体高さを下げ、かつスペースを確保するために逆向きに付いているボルスタアンカが特徴です。 後付けで、空気…

トラムの日#9

それでは、今回も引き続き、阪堺電軌我孫子道のイベントからお届けします。 写真は、161の台車(写真)。他と同じく住友製鋼所KS45Lで、軸箱守、枕バネは板バネになっています。路面電車の必需品、排障器も写っています。 究極の台車を探求しますが…

トラムの日#8

それでは、今回も引き続き、阪堺電軌我孫子道のイベントからお届けします。 写真は、162の、台車(写真)。他の160形同様、住友製鋼所KS45Lと思われます。軸受けは平軸受けで、注油して潤滑を確保しているようです。 一時は大半がラッピング車と…

トラムの日#7

それでは、今回も引き続き、阪堺電軌我孫子道のイベントからお届けします。 写真は、352の、台車(写真)。大型の空気バネの枕バネがボルスタに載り、その下に台車が載っている構造です。10系客車や12系客車の台車に似ている感じで、恐らく製造は昭和…

トラムの日#6

それでは、今回も引き続き、阪堺電軌我孫子道のイベントからお届けします。 写真は、166の台車(写真)。住友製鋼所KS45Lとされ、前後に排障器がついています。軸箱守、枕バネは板バネ、他の160形と同じです。 名作のようですが、保守も大変でし…

トラムの日#5

それでは、今回も引き続き、阪堺電軌我孫子道のイベントからお届けします。 写真は、阪堺電軌164の、台車(写真)。先回と同じ、住友鉄工所KS45Lで、軸箱守、枕バネは板バネ、前後の排障器が特徴です。路面電車用のものです。 大正期の古豪である阪…

トラムの日#4

それでは、今回も引き続き、阪堺電軌我孫子道のイベントからお届けします。 写真は、165の台車(写真)。住友製鋼所KS45Lとされ、軸バネ式で、枕バネは板バネ、国産初期の台車の典型とされます。 阪堺電軌160形の車齢から考え、そういうクラシッ…

トラムの日#3

それでは、今回も引き続き、阪堺電軌我孫子道のイベントからお届けします。 写真は、256(写真)。見るからに元京都市電、ボギー車で、中型車体と思われます。 その、台車(写真)。軸受けはコロ軸受けに改造されていますが、軸箱支持は軸バネペデスタル…

トラムの日#2

それでは、今回も引き続き、阪堺電軌我孫子道のイベントからお届けします。 写真は、施設南側にある、トラバーサ(写真)。車両の平行移動に使用されます。 1輌用には少々長く、新型の「堺トラム」も載るのでしょうか。 以前は営業成績の悪かった堺市内区間…

トラムの日#1

それでは、今回からは、「路面電車の日」関連のイベントからお届けします。 写真は、阪堺電軌我孫子道でのイベントで、ステージに変身したデト11(写真)。正確には「電動貨車」ですが、機械ではありません。動力も架線の電気、電車の一種です。 古い車両…

今は何色#16

それでは、今回は西武鉄道武蔵丘のイベント、最終回です。 写真は、仮台車(写真)。形は、ボルスタ台車に対応した形ですが、ボルスタレス台車を使用する車体用に、ボディーマウント部の支えが別部品で追加されています。これ自体は、興味深い構造物です。 …

今は何色#15

それでは、今回も引き続き、西武鉄道武蔵丘のイベントからお届けします。 写真は、新101系の動台車か、FS372です(写真)。モーターも装架され、ボルスタも載せられています。車体もダイレクトマウント式になっていて、ボルスタレス台車の予感をさせ…

今は何色#14

それでは、今回も引き続き、西武鉄道武蔵丘のイベントからお届けします。 写真は、台車置場に並ぶ台車、FS072です(写真)。当時の住友金属製、現在の新日鐵住金で造る台車は、SSです。T台車、真中の凹みの上にボルスタが載ります。 古い台車ですが…

今は何色#13

それでは、今回も引き続き、西武鉄道武蔵丘のイベントからお届けします。 写真は、新101系の台車、FS072です(写真)。住友金属(現「新日鐵住金」)製の台車、西武でも多用されたボルスタ台車です。確か、レッドアローで使用された同台車を、100…

今は何色#12

それでは、今回も引き続き、西武鉄道武蔵丘のイベントからお届けします。 写真は、リフティングに準備される、FS072(写真)。真ん中がくびれているのは、この部分にボルスタ(揺れ枕梁)が入るからで、それは車体側になるらしく、台車と一緒には整備さ…

今は何色#11

それでは、今回も引き続き、西武鉄道武蔵丘からお届けします。 写真は、工場の中心に鎮座する、トラバーサ(写真)。一度に2輌載り、横に並べることが可能です。 なお、イベント時には、1条は乗車体験に、もう1条はステージに使用され、有効に活用されま…

今は何色#10

それでは、今回も引き続き、西武鉄道武蔵丘からお届けします。 写真は、シングルアームパンタグラフです(写真)。形式は記録がありませんが、恐らく東洋電機製です。 昔は富士電機や東芝でも造っていた時代がありますが、今はほぼ東洋電機製、シングルアー…