Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

2018-01-01から1年間の記事一覧

土竜#2

それでは、今回は、水上駅、「SLみなかみ」をお届けします。 写真は、牽引機D51 498です(写真)。高崎から水上まで列車牽引後、火床整理等を終えて入換、高崎に帰る準備が整っています。 黒を黒く撮るには、カメラの「露出補正」が必要です。追針式…

土竜#1

それでは、今回からは上越線、三国峠に関連する写真をお届けします。 最初は、水上駅近くの道の駅にて保存される、EF16 28(写真)。勾配区間用に、EF15に回生ブレーキを装備したもので、同機もEF15 31からの改造機です。EF16としては、…

坂の途中

それでは、今回は、木次線出雲坂根をお届けします。 出雲坂根は、JR西日本最高地点駅である三井野原の、一つ宍道寄りの駅です。工事も困難で、開通後も厳しい勾配の最中で、水分補給出来たのはSL時代には大きなことです。しかし、現在給水施設はありませ…

天空の駅

それでは、今回はこの春廃止になった「三江線」宇都井からお届けします。 駅に到着すると、駅にはキハ120、右から317(浜田)、325(津山)、4(木次)の3連が停まっていました(写真)。間もなく発車しました。 足下に近寄って、一枚(写真)。…

新旧の競演#2

それでは、今回は先回に引き続き、立場川橋梁をお届けします。 写真は、旧立場川橋梁です(写真)。単線の、上路トラス橋です。架線用支柱も追加されていますが、現在は使用されません。 北側からの眺め(写真)。こちらから見ると、すっきりしています。 複…

新旧の競演#1

それでは、今回は、中央本線(中央東線)立場川橋梁をお届けしたいと思います。 写真は、現在使用される「新立場川橋梁」です(写真)。ちょうどE257系「あずさ」が通っています。コンクリート製の橋梁で、近代的な橋です。 複線化、及び線形改良のため…

元は兼業#14

それでは、今回は、近江鉄道彦根のイベント最終回です。 再掲、ED31 4です(写真)。時間には、整理券で車内見学が出来ました。 運転台(写真)。恐らく間接式ののマスコン、エアブレーキ弁、他少数の計器、速度計もありません。ブレーキは、単弁と編成…

元は兼業#13

それでは、今回も引き続き、近江鉄道彦根のイベントからお届けします。 写真は、再掲、クハ1310です(写真)。この、内部に入ることが出来ました。 運転室左側の、運転台(写真)。多少古い感じはしますが、現役でも普通です。 中央部(写真)。スイッチ…

元は兼業#12

それでは、今回も引き続き、近江鉄道彦根のイベントからお届けします。 写真は、長物車、チ11です(写真)。チ12とペアで、短尺レールを運搬します。上部にはレールを載せる台と、レールを吊り上げるクレーンがあります。その後のコキ改造車は車体が魚腹…

元は兼業#11

それでは、今回も引き続き、近江鉄道彦根のイベントからお届けしたいと思います。 写真は、「ロコ1101」です(写真)。戦前形の電機、元は南海電鉄が製造した入換機です。制御方式が直接式らしく本線上ではスピードが遅く、あまり走る機会がなかったよう…

元は兼業#10

それでは、今回も引き続き、近江鉄道彦根のイベントからお届けします。 相前後しますが、今日は、ED31 4です(写真)。これは解体リストには入っておらず、当日車内見学もできるほど調子が良かったようです。 その、台車(写真)。イコライザーは板で、…

元は兼業#9

それでは、今回も引き続き、近江鉄道彦根のイベントからお届けします。 写真は、ED14 2です(写真)。電化草創期の輸入機、米国GE製です。 その、足回り(写真)。同形とは当然同じロットであり、同じです。当時は米国でもこのような台車であったと思…

元は兼業#8

それでは、今回も引き続き、近江鉄道彦根のイベントからお届けします。 写真は、ED31 3、伊那電気鉄道から国鉄に編入され、後に払い下げを受けた電機です。これは、塗装も比較的綺麗です。 その、台車(写真)。戦前形で、軸箱支持はイコライザーになっ…

元は兼業#7

それでは、今回も引き続き、近江鉄道彦根のイベントからお届けします。 写真は、ED14 1です(写真)。ED14の初号機、正面にスノープラウが追加されています。 その、台車(写真)。スポーク車輪に板バネの軸箱支持、これも同じ形態です。 なお、当…

元は兼業#6

それでは、今回も引き続き、近江鉄道彦根のイベントからお届けします。 写真は、ED14 4の隣に並ぶ、ED14 3(写真)。近江鉄道の機関車標準の塗装になっています。 その、台車(写真)。これも4号機と同じくGE製ですので、台車はほぼ同じで、台…

元は兼業#5

それでは、今回も引き続き、近江鉄道彦根のイベントからお届けします。 写真は、ED14 4です(写真)。電化初期に米国GEにて製造された、舶来機です。 近江鉄道でも貨物輸送が減少し休車となった後に、茶色塗装が復元され現在に至りますが、永く再塗装…

元は兼業#4

それでは、今回も引き続き、近江鉄道彦根のイベントからお届けします。 機関車の横に留置される、クハ1310(写真)。近江鉄道では、このようなトレーラーは使用出来ない筈ですので、恐らく部品取り用に使われるものと思われます。 その台車、FS072…

元は兼業#3

それでは、今回も引き続き、近江鉄道彦根のイベントからお届けします。 写真は、ED31 5、これも解体対象で現存しない1両です(写真)。出自は、僚機と同じです。 その、台車(写真)。見て分かるように、同じイコライザー台車ですが、イコライザーの形…

元は兼業#2

それでは、今回も引き続き、近江鉄道彦根のイベントからお届けします。 今回は、これも解体対象であった、ED31 2(写真)。これも、永く動いていない様子です。 その、台車(写真)。これも戦前形のイコライザー台車で、昨日のED31 1と同ロットな…

元は兼業#1

それでは、今回からは近江鉄道、彦根のイベントからお届けします。 かつては貨物営業も行っていた近江鉄道が、貨物輸送を終え随分になりますが、遂に昨年電気機関車を解体する決断に至り、その前にお別れイベントが開催されました。 写真は、その解体対象の…

四者四様#11

それでは、今回は東京都交通局、馬込のイベント最終回です。 写真は、5300系の台車です(写真)。東京都の番号ではT-1B、製造の近畿車輛ではKD302とされる台車です。ボルスタレスで、ヨーダンパ等もありません。軸箱支持は、当時の流行、積層ゴ…

四者四様#10

それでは、今回も引き続き、東京都交通局馬込のイベントからお届けします。 写真は、台車、大江戸線用のもので、東京都の番号はT12-D-V、メーカーの番号はFS545D、住友金属(現「新日鐵住金」)製の台車です(写真)。動力はリニアモーターで台…

四者四様#9

それでは、今回も引き続き都営浅草線馬込のイベントからお届けします。 写真は、浅草線5300系のパンタグラフ(写真)。下枠交差も無い菱形のパンタグラフです。 パンタグラフのメーカーは昔は3社、今は事実上1社なのだそうで、何処の鉄道会社も同様な…

四者四様#8

それでは、今回も引き続き、東京都交通局馬込のイベントからお届けします。 今回の写真は、大江戸線車両の、モーター(写真)。およそモーターとは思えない代物ですが、大江戸線は「鉄輪式リニア」地下鉄で、軌道の中心とこのリニアモーターが作用して、駆動…

四者四様#7

それでは、今回も引き続き、都営浅草線馬込のイベントからお届けします。 写真は、現在の浅草線主力5300系のモーター、TIM1Aです(写真)。交流誘導電動機と思われます。 5300系は、VVVF制御で、まだまだ安泰と思っていましたが、最終編成…

四者四様#6

それでは、今回も引き続き、東京都交通局馬込のイベントからお届けします。 写真は、エアーコンプレッサー(CP)(写真)。現在流行のスクロール式では無く、レシプロ式のようです。モーターを動力にするCPです。 電車なら電気があるので、電動式で問題…

四者四様#5

それでは、今回も引き続き、東京都交通局馬込のイベントからお届けします。 今回は、12-000形のパンタグラフ(写真)。菱形ですが、小型で、小断面トンネルの大江戸線用のものです。 高さが極端に変化しなければ、これで十分です。屋外区間も無いでし…

四者四様#4

それでは、今回も引き続き、東京都交通局馬込のイベントからお届けします。 写真は、12-354の、台車(写真)。ボルスタ(揺枕梁)付きの台車、軸箱支持は軸バネペデスタル式の様です。モーターやギヤボックスなどの駆動部が無いことから、小径輪と相俟…

四者四様#3

それでは、今回も引き続き東京都交通局馬込のイベントからお届けします。 写真は、12-358、12-300形の先頭車です(写真)。軌間は1,435ミリですが、トンネルは小型断面、鉄輪式リニア地下鉄と呼ばれます。 その、制御装置(写真、12-3…

四者四様#2

それでは、今回も引き続き、東京都交通局馬込のイベントからお届けします。 写真は、E5002の、台車(写真)。ボルスタレス台車で、軸箱支持は軸はり式、これで大江戸線も浅草線も走行出来る性能のようです。 名古屋市営地下鉄も、各線全部仕様が異なり…