Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

数年おき#19

それでは、今回も引き続き名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系の、圧縮装置起動装置です(写真)。CPの電動機に電気を供給して起動させ、必要な空気圧になった時点で停止するまで制御する装置のようです。そのモーター…

数年おき#18

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 今回は、名古屋市5050系の、コンプレッサー(CP)(写真)。ブレーキ等の動力源である圧縮空気を製造する機械、現在はスクロール式が主流ですが、これは3シリンダーのピストン…

数年おき#17

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系の、NSC作用装置(写真)。同系は電気指令式ブレーキですので、運転室のブレーキ電気指令と乗客数(荷重)によって、ブレーキの圧力を調整する装置です…

数年おき#16

それでは、今回も引き続き名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系の、母線ヒューズ(写真)。主回路、則ち母線に異常な大電流が入ったときに、主回路を守るために切れるヒューズです。 最大の理由は落雷でしょう。東山線は…

数年おき#15

それでは、今回も引き続き、名古屋市営地下鉄東山線藤が丘工場のイベントからお届けします。 5050系はピットに入り床下から見学出来ます。写真は、奥がエアチリコシ、手前が除湿電磁弁です(写真)。チリコシは圧縮空気から塵を濾しとる装置、除湿電磁弁…

数年おき#14

それでは、今回も引き続き名古屋市交通局藤が丘工場のイベントからお届けします 写真は、5050系のATC受電器(写真)。レールを流れるATC信号電流を拾うアンテナです。 名鉄電車も通る鶴舞線、上飯田線、及び同規格の桜通線はそうではありませんが…

数年おき#13

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系の、ATC装置(写真)。ATO装備前は、運転士に速度信号を示し、そのとおり動作しない場合は自動的に減速する装置でした。 今ならATS-Pでも良い…

数年おき#12

それでは、今回も引き続き名古屋市交通局藤が丘工場のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系の接地スイッチ(写真)。点検時に装置を個別に接地、則ちアースと入切するためのスイッチです。 現在の電車は基本的にはメンテナンスフリーです…

数年おき#11

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系の高圧接触器です(写真)。高圧回路、則ちVVVFを動作させるためのスイッチとのことです。 パワーエレクトロニクスにおける半導体技術は格段の進歩を…

数年おき#10

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系駆動の中枢である「主制御器」、VVVF(インバータ)です(写真)。VVVFは、和製英語です。 名城線2000系でVVVF車の製造を開始した名古屋…

数年おき#9

それでは、今回も引き続き名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 今回は、5050系の、断路器(写真)。第三軌条の電流からVVVFを切り離す装置で、考えられるのは異常電流が入ったときと、VVVF故障時でしょうか。場所も、VVVFすぐ横です…

数年おき#8

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 写真は、名古屋市5050系の、冷暖房制箱(写真)。設定温度でしょうか、車掌席からの設定に合わせ、屋根上クーラーあるいは床下ヒーターを制御する装置です。 これは運転そのもの…

数年おき#7

それでは、今回も引き続き名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 今回は、名古屋市5050系の、断流器(写真)。モーターへ送る電流を入切する装置とのことです。勿論、インバーターのスイッチング素子とは異なります。 必要な装備なので、装備され…

数年おき#6

それでは、今回も引き続き、名古屋市藤が丘のイベントからお届けします。 今日の写真は、5050系の、断路器(写真)。第三軌条から集電した電気や、VVVFの電力を切り離すことができる、スイッチです。ただ電流が大きいため、通常のスイッチでは耐えら…