Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

トンネルの向こう#4

それでは、今回は、登場2回目、東川町郷土資料館に保存される、旭川電気軌道(廃止)101を、再びお届けします。 建物のスペースギリギリで収まっている同車、一枚に入れるには、超広角レンズが必要です(写真)。 奥は、鏡で、広く見せる技術があります…

トンネルの向こう#3

それでは、今回は、引き続き北海道の車両からお届けしたいと思います。 写真は、三菱美唄鉄道2(写真)、鉄道院4110形同形です。5動軸のタンク機、急勾配線区用で、同形は人吉や庭坂に配置され、肥薩峠や板谷峠越えに使用されました。 三菱美唄鉄道も…

トンネルの向こう#2

それでは、今日は北海道の2回目、岩内町のD51をお届けします。 写真は、D51 159です(写真)。公園の中に静態保存されます。 塗装に傷みはありませんが、銀色の場所までペンキが塗られ、動態化はほぼ不可能です。 キャブ(写真)。こちらも同様、…

トンネルの向こう#1

それでは、今回は、海を渡り、北海道の車両からお届けしたいと思います。 写真は、倶知安町に保存される、9600形79615(写真)、かつては「二つ目羊蹄」と書かれたヘッドマークと、2灯のライトを装備した同機でしたが、右側は喪失し、左側も傾いて…

再三再四

それでは、今日は、本州最北端の保存車両、中泊町博物館の保存機をお届けします。 同館には、森林鉄道のDLが保存されます(写真)。協三工業製、二軸の小型のDLです。 連結器はこれもピン式で、荷重による沈み込みに合わせ何段かの調整が出来る構造にな…

3度目の正直

それでは、今日は、青森県からお届けします。 写真は、弘前市の公園に保存される、D51 892です(写真)。準戦時形のD51、しかし蒸気ドームはカマボコ形になっていません。 キャブ(写真)。公園の保存ですが、水面計以外はそのままのようです。 こ…

Classic#5

それでは、遠征後初となる今回も、先回と同様のネタ、秋田県仁別森林博物館からです。 写真は、森林鉄道用ボギー式機関車F-5、酒井製作所の製造です(写真)。森林鉄道用としては大型の機関車です。 連結器はピン式で、台車が重さで沈んだ位置に合わせら…

Classic#4

それでは、長期遠征前の連載最終回は、本ブログ2回目の登場、「江戸東京たてもの園」の、都電7514をお届けします。 明治期から大正、昭和、戦後復興から高度成長期まで都内各地を走った都電、悪政のスケープゴートにされ、専用軌道の荒川線を除き全廃と…

Classic#3

それでは、今日は、引き続き「京都市電ひろば」からお届けしたいと思います。 写真の電車は890、中型のボギー車です(写真)。昨日の1605と比べても、更に古い電車です。 車内(写真)。半鋼製、木材が多用されます。モケットも状態良いです。 運転台…

Classic#2

それでは、今日は、京都市「市電ひろば」からお届けします。 写真は、1605、中型のボギー車です(写真)。屋根上クーラーも無く少し古い感じはしますが、今走っていてもそれほど違和感は感じません。 車内(写真)。床は木製、半鋼製の電車という感じで…

Classic#1

それでは、今日からは、小金井市の公園に保存される車両を見ていきたいと思います。 写真は、C57 186、北海道からやって来たSLです(写真)。春から秋の休日昼間に、公開されます。 外観は手入れがよく、公開時以外は金網の向こう側で、侵入が限られ…

古式

それでは、今日は、紀州鉄道の気動車、キハ603をお届けします。 ミニ鉄道の紀州鉄道、旧式気動車を使用してきましたが、北条鉄道のレールバスを譲受し1両廃車、三木鉄道廃止で北条鉄道から玉突きでもう1両譲受、旧式気動車は全廃となりました。 最後の…

失念

それでは、今日は、再び近鉄高安車庫からお届けします。 高安のトラバーサは、以前も「青の交響曲」の試験塗装車が載った姿を出したことがありますが、今回は、その反対側、外側からの眺めです(写真)。修繕中の23000系「伊勢志摩ライナー」先頭車が載…

2層建て

それでは、今日は、名古屋市交通局日進工場からお届けします。 写真は、天井クレーンです(写真)。メインの車両用35tクレーンの下に、細い桁のクレーンが見えます。これは2.8tクレーンで、車両ほどでは無い軽量な物体を吊る天井クレーンです。2.8…

緩急車

それでは、今日は、「水郡線まつり」からお届けしたいと思います。 真岡鐵道のC11 325が牽いてきたのは、3両の旧客、2両のスハフ42と、間に挟まれたオハ46の3連です(写真)。イベント用の旧客、何れも急行形スハ43形の派生形です。 うち、こ…

小私鉄#2

それでは、今回は、引き続き「ひたちなか海浜鉄道」からお届けします。 写真は、三木鉄道(廃止)で使用された1両、ミキ300-103です(写真)。廃止当時同型車が計3両ありましたが、1両は北条鉄道、1両は樽見鉄道、そして残り1両がひたちなか海浜…

小私鉄#1

それでは、今日は、ひたちなか海浜鉄道から、お届けしたいと思います。 写真の車両はキハ222、国鉄キハ22形と同形ですが、羽幌炭砿鉄道(廃止)が発注した車両です。 北海道仕様ということで、運転席は旋回窓、半自動のドアは車端寄りです。また、ヘッ…

塗装工程

それでは、今日は、東武鉄道南栗橋からお届けします。 工場の片隅に置かれた、巨大な門形構造物(写真)。洗車用でも、埃払いのための気噴でも無く、塗装工程の、塗装及び乾燥の装置と思われます。横には、各形式の塗装パターンが並んでいました。 東武の南…

再度架かりません

それでは、今回は、名古屋市内の可動橋をお届けします。 名古屋港の近くには、写真のような可動橋の遺構があります(写真)。昔は鉄道が走っていたようですが、現在前後の線路は廃止され、遺構のみが残ります。 可動橋部分のアップ(写真)。後にバランサー…