それでは、今回は北海道夕張市「石炭と歴史館」SL館の最後です。
写真は、三菱大夕張鉄道(廃止)No.4の、炭水車(テンダー)(写真)。角が削られ、C56のような炭水車ですが、理由も同じ、転車台無しでもバック運転出来るようにするためです。
通常の9600形には無い装備で、これは三菱大夕張鉄道のオリジナル、規模と輸送力に見合った設計になっています。引退して、どの位経つのでしょう。
同館は、昨秋以降公開するという話は今のところ無く、期待がされますが、なかなか難しいのでしょう。しかも先日は見学用の石炭坑道で火災があり、同館の維持も困難な様子で、夕張市の厳しい財政事情もあり、難しい気がします。
それでは、次回をお楽しみに。