それでは、今回も引き続き、近江鉄道彦根のイベントからお届けしたいと思います。
写真は、「ロコ1101」です(写真)。戦前形の電機、元は南海電鉄が製造した入換機です。制御方式が直接式らしく本線上ではスピードが遅く、あまり走る機会がなかったようです。本線用には箱形の高速電機を開発した南海ですが、入換用のようです。
その、台車(写真)。軸箱支持はウイングバネペデスタル式の反対、コイルバネを引っ張りに使用しているように見えます。古くは、このような設計もあったことを物語っています。
多くの技術者の頭を悩ませる、台車。未だ完成形が無く、彷徨い続けるのでしょう。
それでは、次回をお楽しみに。