それでは、三十余回続いた本連載も、いよいよ終盤に差しかかってきました。もう少しお付き合い下さい。
写真は、国鉄広尾線(廃止)愛国駅跡に保存される9600形、19671(写真)。駅ホーム前に留置されます。
愛国駅は有人駅だったのか、コンクリート製の駅舎が現在も残ります。因みに、幸福駅の木造駅舎は、改築された復元です。
足回り(写真)。1Dのコンソリデーション、戦中には多数満州へ出征しました。
キャブ(写真)。水面計も残り、わりあい状態は良いようです。しかし、ボイラは高く細く、焚き口も小さいです。
足回りのロッドを、美しい位置で停めるのも、SL設置の技術、これは如何ほどでしょうか。
それでは、次回をお楽しみに。