それでは、今回も引き続き「札幌交通資料館」からお届けします。
写真は、”Tc1”、親子電車の付随車です(写真)。輸送量の多い時間帯には繋ぎ、少ない時間帯には切り離す仕組みです。
こちら側は運転台があり、動力車を遠隔操作します。
反対側(写真)。連結器に、各種ケーブルやホースがあります。こちら側に連結します。
車内(写真)。木製の床、床は低床では無いですが、普通の路面電車です。
運転台(写真)。やや壊れている感じがしますが、当時の路面電車としては標準的です。
時間帯による輸送の増減に対応した「親子電車」でしたが、後に電動車は改造で普通の路面電車となり、同車は運用を失い、現存はこれのみです。当時の生き証人となります。
それでは、次回をお楽しみに。