それでは、長期遠征前の連載最終回は、本ブログ2回目の登場、「江戸東京たてもの園」の、都電7514をお届けします。
明治期から大正、昭和、戦後復興から高度成長期まで都内各地を走った都電、悪政のスケープゴートにされ、専用軌道の荒川線を除き全廃となり、現在に至ります。やはり、古い町並みには欠かせない存在です。
車両は、当時の塗色を纏い、方向幕も「新橋」を示し、メインルートを通る都電を復元しています。
車内(写真)。半鋼製、金属が大半ですが、床などは木材を使用します。
運転台(写真)。旧式の都電そのままの装備です。これが、都電7500系のオリジナル、これをベースに更新車が出来ています。
地下鉄が地下深くなり、バリアフリーの観点からLRTを再度整備しようという自治体が幾つかあり、そこで路面電車、トラムを見直す動きもあります。SL復活より、中心街LRTの方が現実的と思うのですが、どうでしょうか。
それでは、次回をお楽しみに。