Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

緩急車

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 それでは、今日は、「水郡線まつり」からお届けしたいと思います。

 真岡鐵道のC11 325が牽いてきたのは、3両の旧客、2両のスハフ42と、間に挟まれたオハ46の3連です(写真)。イベント用の旧客、何れも急行形スハ43形の派生形です。

 うち、こちら側のスハフ42 2234は、車内見学が可能でした。

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 車内(写真)。固定クロスシート、ボックスで、モケット張りです。流石は戦後型一般客車です。

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 緩急室(写真)。昔はここに専務車掌が一人いて、編成が切れた際にブレーキをかける場所です。円形ハンドルが、ハンドブレーキです。

 今は自動ブレーキですから必要ないですが、昔は機関車と車掌が息を合わせてブレーキをかけ、編成を停止していました。また、編成切断時にも必要な装備でしたが、現在は記号の「フ」(ブレーキの意)のみ残ります。

 それでは、次回をお楽しみに。