それでは、今回は、引き続き「ひたちなか海浜鉄道」からお届けします。
写真は、三木鉄道(廃止)で使用された1両、ミキ300-103です(写真)。廃止当時同型車が計3両ありましたが、1両は北条鉄道、1両は樽見鉄道、そして残り1両がひたちなか海浜鉄道にやって来ました。
富士重工製、いわゆる「LEカー」ですが、車体は軽快気動車になっています。
車内(写真)。セミクロス、ボックスシートが中心です。
運転台(写真)。流石は平成の気動車、現代のものです。ワンハンドルではありません。
三木鉄道から北条鉄道、北条鉄道から紀州鉄道、と気動車が玉突きになり、紀州鉄道の非冷房旧式気動車が引退になりました。それも運命か。
一時はキハ20同形が大半を占めたひたちなか海浜鉄道ですが、軽快気動車を新造、更にJR東海で引退したキハ11も導入、旧式車は形見が狭いです。そういえば、へいちく線金田にも1両行ってしまいました。
それでは、次回をお楽しみに。