それでは、今日も山陽地区のSLを紹介したいと思います。
山口市内の市施設内に保存される、D60 1(写真)。種車のナンバーは知りませんが、ミカド配置のD50を、軸重軽減のためバークシャーに改造したSLの、初号機です。
そのためにD50はオリジナル機が少なく、保存は京都の140号機、他は北見くらいしか思いつきません。
同機のキャブ(写真)。釜口は足踏み式、他一般的な国産機です。ただ、長い保存でペイントロックし、ガラスはダメなようです。公開の敷地での保存では、これが限界のようです。
D50に対するD60、D52に対するD62は相当数ありますが、D51改造のD61は6両のみで、9600形の代替を期待されたようですが、必要なときにはD51も必要で改造出来ず、余裕が出来たときにはSL時代は終焉に近く、結果少数のみとなりました。
それでは、次回をお楽しみに。