それでは、今回も引き続き、「交通科学博物館」からお届けしたいと思います。
DD54が1両しか残っていないために、その代わりに津山に行った、DF50 18(写真)。初期のディーゼル機関車で、機関で発電し、それを制御する「電気式」ディーゼル機関車です。
現在主力となりつつあるDF200は電気式ですが、それは現在のように電気系がメンテナンスフリーになってからであり、それまでは内燃系と電気系と二重の保守が嫌われ、結果液体式ディーゼル機関車が主流となりました。
運転台(写真)。ED70等と同世代であり、製造も同じ三菱重工であり、外観も制御部分も通じる部分があります。マスコンは、ほぼ同じ、電気機関車そのものです。
電気式が主流になるには、相当の時間がかかりましたが、現在はその方向に向かっています。
それでは、次回をお楽しみに。