それでは、今日は、近鉄の創業期の保存車両をお届けします。
写真は、「1」と書かれますが、近鉄の前身「大阪電気軌道(大軌)」が最初に製造した電車、デボ1形デボ14です(写真)。半鋼製の電車、、木材も多用されます。
引退後静態保存されていましたが、移設され、現在の五位堂検修車庫に安住の地を得ました。
同車庫のイベント時に、整理券を貰い入りました。
客室(写真)。ダブルルーフの、木材が多用された電車です。シートはロングシートになっています。
運転台(写真)。マスコン、エアブレーキとハンドブレーキ、圧力計のみ、簡素な構造です。また、正面も内側は木製です。
五位堂でのイベント時、数年に1回程度同車の車内公開があります。大正期の電車のため、中が傷みやすく、全員には公開出来ないため、整理券を配り限定公開しています。今年の秋は、どうでしょうか。
それでは、次回をお楽しみに。