それでは、今日は、三岐鉄道北勢線からお届けしたいと思います。
写真の車両は226、半鋼製の電車です。北勢鉄道時代の電車と思われ、戦時統合で三重交通となり、後に内部・八王子線に移籍、四日市市内で保存されていたところ、北勢線が近鉄から三岐鉄道に移管後、阿下喜駅に戻ってきました。
この電車を整備するスタッフの中には、現役当時に北勢線で整備した、という方もいらっしゃるそうです。
運転台(写真)。左マスコン右ブレーキで、電車としては標準ですが、やはり古い電車で計器が少なく、旧式なのが分かります。速度計も正に後付けのものです。
こういう初期の電車が残っていることは、素晴らしいことです。今後も大切に保存して欲しいです。
それでは、次回をお楽しみに。