Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

酷寒冷地仕様

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 それでは、今日も引き続き「小樽総合博物館」ネタをお届けしたいと思います。

 同館の一番南西部を通る線路は、展示車両が多数です。写真は、キハ56 23、キハ58系に分類されますが、北海道仕様であることから、内地の車両と異なり、形式が別とされています。窓下にナンバーが入り、北海道の車両であると分かります。

 ドアが開いているので、中に入ります。

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 運転台(写真)。正面窓に電気式デフロスタが入り、旋回窓ほどではありませんが、寒冷地の仕様です。

 その他は、キハ58系に準じています。

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 車内(写真)。先ず違いが気付くのは、床です。リノリウム張りでは無く、木製です。また、窓は二重窓で、酷寒地用であることが分かります。

 今でこそ大差ありませんが、それまでの北海道は、何もかもが特殊仕様であったことが分かります。それ程までに、北海道の冬は大変なのです。

 それでは、次回をお楽しみに。