Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

小型

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 それでは、今日は「京王れーるランド」からお届けします。

 京王動物公園線の終点、「多摩動物公園前」駅は、昔は周辺大学の通学駅として多数の自動改札を設置していましたが、現在は「多摩モノレール」開業で縮小、その余剰地に「京王れーるランド」を設置しました。

 車両展示は4両あり、6000系、5000系、3000系、2010系、2400系の5両が並びますが、中を見学出来るのは、2010系2015だけです(写真)。正面方向幕が電動方向幕になった、記念すべき車両です。

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 運転台(写真)。現在も伊予鉄銚子電気鉄道で使用されている車両とほぼ同世代、それほど古いものではありませんが、京王は関東で古くからワンハンドルマスコンを導入、それらと比べると少し古いです。

 京王線は、府中で2社が線路を結合しましたが、その際軌間が広い方に合わせたため、都電と同じ1,372ミリなのでした。その幅の元は、東京の馬車鉄道とされています。

 また、この車両も小型の18m級で、永く大型車は使用されず、20m車が導入されたのはワンハンドルマスコンと同じく6000系から、これも永く軌道時代をひきずっていました。

 それでは、次回をお楽しみに。