それでは、博物館は一旦終わりとして、九州のSLを少し見ていきたいと思います。
大分市の中心街には、C55 53とナンバーが入る、C55 46があります(写真)。門鉄デフとは少々違う切り取りデフが装備されますが、注視すると流線形のカバーが装備された様子が何となく分かると思います。
動輪はヨーロッパ風のスポーク動輪、ウェッブがあり、耐久性が向上しました。この後のライトパシフィックC57は、アメリカ風のボックス形動輪になっています。
キャブ(写真)。出入り自由の機関車では、可動部、ガラスを中心に壊れていることが多いですが、その割りにはまあまあな感じです。
ただ、ボイラ上や屋根上に登る子供も一般には多く、転落事故を防ぐ金網が、少々残念な感じです。やむを得ない装備なのでしょうか。
それでは、次回をお楽しみに。