Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

原始期

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 それでは、今日は、趣向を変えて、SLのキャブを見てみたいと思います。

 写真のSLは、明治鉱業15(写真)、見てのとおりドイツのクラウス社製のSLです。最初期の日本の鉄道に入線、後に払い下げで同線に入線、現在に至ります。

 現在も、温泉前の施設で、時間外には車庫に入れ保管されます。

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 その、キャブ(写真)。開放型のキャブで、南国のSLの雰囲気があります。欧米人には、日本は南国の楽園のイメージのようです。

 右側通行のドイツ同様に、右側に機関士が入る形、そのため、アクセルに相当する加減弁も、ブレーキも、右側の席にあります。国産機は、ほぼ左側であり、そこが相違点です。

 本当に、幹線が数両の「マッチ箱」で用が足りた時代には、この程度の機関車で十分でした。あれから百数十年、日本も変わりました。

 それでは、次回をお楽しみに。