それでは、今日も「リニア・鉄道館」ネタをお届けしたいと思います。
今日は、日本初の営業振り子列車、381系の先頭車、クハ381-1の、台車です(写真)。付随台車ですのでTR224で(写真)、電動車はDT42を履きます。
見て分かるとおり、揺れ枕梁にコロ傾斜装置(振り子装置)を組み込んでいるため、カーブの傾斜以上に車体が傾くことから、ボルスタアンカも横向きのV字に設けられているのが特徴です。これは、381系ならではの特徴です。
小田急等が強制傾斜を研究するところ、国鉄は自然傾斜が主流、後に制御式振り子に発展しますが、現在は空気ばね振り子による、強制傾斜が主流となりつつあります。乗り心地面でも、過渡期にありました。
それでは、次回をお楽しみに。