それでは、板谷峠越え連載3回目は、「峠」駅からです。
板谷峠のサミットに近い峠は、複雑なトンネル配置の間、現在シェッドの中に、島式1面2線のホームがあります(写真)。旧塗装のE3系、今は亡きL51編成が通過しています。
左奥のトンネルは、おそらくスイッチバック用のトンネル、行き止まりとなっていると思われます。
ホームを離れると、2線分のスノーシェッドを通ります(写真)。現在は保線用の線路も撤去され、車が何台も止まっています。
シェッドを出ると、広大な敷地に、廃止となった場内信号が多数あります(写真)。ここが旧来の「峠」駅であったらしく、ホーム跡は残ってはいませんが、小さな集落があります。
なお、この駅が、「峠の力持ち」を売っている駅です。消費増税分は、苦労していました。
そして、山形側へは、下りとなります。本連載の、最後が見えると思います。
それでは、次回をお楽しみに。