Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

座席・寝台

天命#8

それでは、今回も引き続き、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、まだ残っていました、0系の、手前の3席は普通車、後の2席はグリーン車の座席です(写真)。普通車は、リクライニングの無い転換クロスシートで、今では考えられない座…

天命#7

それでは、今回も引き続きJR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、電車のボックスシートです(写真)が、何か違う。通常のボックスシートは大人2人掛けが向かい合わせで4人用ですが、座席の途中に仕切りが付き、3人掛けのようです。この…

天命#6

それでは、今回も引き続き、JR四国多度津工場のイベントからお届けします。 写真は、恐らく大正期の座席と思われます(写真)。固定クロスシート、座面はクッションのある布張りですが、背面は板のみ、恐らく3等車と思われます。明治期の、座面も板張りか…

大正期まで#17

それでは、今回は、北海道連載最終回、根室本線旧線新内駅跡のSLホテルからお届けします。 今回は、ナロネ22 153、半室は個室寝台です。 開放寝台室との間に喫煙室を入れ、ドアの向こうに広がるのは、通路両側に各3室、計6室の個室になっています(…

大正期まで#16

それでは、今回も引き続き、根室本線旧線新内駅跡のSLホテル跡からお届けします。 今回も引き続き、ナロネ22 153からです(写真)。「1960 HITACHI」と仕切りに刻印されます。 車内の写真(写真)。手前側がプルマン式開放A寝台です(写…

大正期まで#15

それでは、今回も引き続き、根室本線旧線新内駅跡の、SLホテル跡からお届けします。 写真は、ナロネ22 153です(写真)。個室及び開放式寝台合造車、寝台特急「あさかぜ」、及び九州特急に連結された車両、日立製です。 最初は洗面台、湯と水の混合栓…

大正期まで#14

それでは、今回も引き続き、根室本線旧線新内駅跡に保存される、20系寝台車をお届けします。今回も、ナロネ21 551です(写真)。ナロネ21 51を、北海道用に耐寒耐雪構造として、+500しています。日立製です。 客室内部(写真)。全てが昼間の…

大正期まで#13

それでは、今回からは、根室本線旧線新内駅跡に設置された、20系寝台客車からお届けします。 同駅跡には、9600形SLと、20系寝台客車が3両あり、かつては「SLホテル」だったようですが、施設の老朽化で、現在は見学のみとなっています。 1両目…

現在閉鎖中#1

それでは、今回からは、札幌市の「交通資料館」からお届けします。 今回の写真は、札幌市営地下鉄用4次試作車、「すずかけ」です。ゴムタイヤ式車両を目指した札幌市の、現車大の試験車、営業車両と同サイズのものです。 操舵輪(写真)。中央の方向指示の…

Sleeper Class#5

それでは、今回は、福岡市の寝台車を見ていきたいと思います。 写真は、福岡市東区の公園に保存される、ナハネフ22 1007(写真)。「走るホテル」20系客車の寝台緩急車、後に九州島内の客車夜行急行に使用され、電源の12系客車対応改造をした関係…

Sleeper Class#4

それでは、今日も引き続き寝台車の紹介をしていきたいと思います。 「九州鉄道記念館」の、追加された保存車両、スハネフ14 11です(写真)。「富士」「はやぶさ」で使用された1両、愛称表示も「富士」を表示します。 後位デッキから中に入れます。 デ…

Sleeper Class#3

それでは、今日は、クハ715-1、元のクハネ581 8をお届けしたいと思います。 581系は、世界初の寝台電車として、登場しました。夜は寝台、昼は座席として利用可能、傑作でしたが、新幹線網の整備、ボックスシートであることなどから運用が減少、…

Sleeper Class#2

それでは、今日は、引き続き日田市の「富士」からお届けしたいと思います。 写真は、スハネフ14 5(写真)。一時は塗装も剥げかなり悲惨でしたが、修復が進んでいます。しかし、愛称表示のテールサインは、ありません。 オロネ側から、入ることが出来ます…

Sleeper Class#1

それでは、今回は、引き続き日田市の「富士」をお届けしたいと思います。 写真は、元オロネ25の、オロネ15 3005です(写真)。寝台特急「さくら」廃止に伴い、「富士」と「はやぶさ」が併結され、九州特急が14系に統一される際に改造編入された車…

Sleepy#5

それでは、今回は、別の予定がありましたが、先日写真を撮ることが出来た、貴重な写真をお届けしたいと思います。 その車両は、オロネ10 27、10系軽量客車の2等寝台からA寝台へ、等級帯は二等の青です(写真)。寝台特急用には既に20系客車が製造…

Sleepy#4

それでは、今日は、昨日に引き続き、寝台構造を見ていきたいと思います。 今回は、昨日と同じ「京都鉄道博物館」、トワイライトプラザにある、オロネ24 4です(写真)。寝台特急「日本海」で使用された、青森車両センター所属の1輌、2往復時代は「日本…

Sleepy#3

それでは、連載3回目は、世界初の寝台電車、581系からお届けします。 車両数が膨大となるため、昼夜兼行の電車として開発された、581系。ボンネット部分に代わる機器室を運転室後方に設け、機器を収納しています。写真は、その先頭車、クハネ581-…

Sleepy#2

それでは、今日は、20系寝台車の車内の、2回目をお届けします。 元「国鉄二俣線」、現「天竜浜名湖鉄道」天竜二俣駅近くで、NPOが整備する、ナハネ20 347(写真)。20系B寝台車の中間車、一時は窓ガラスも割れていた同車でしたが、手入れの成…

Sleepy#1

それでは、今回から数回にわたり寝台車の寝台構造をお届けしたいと思います。 先ずは、順当に、「鉄道博物館」の、ナハネフ22 1です(写真)。「走るホテル」「初代ブルートレイン」20系客車編成を寝台専用列車とすべく、緩急車に製造された1両、永く…