Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

キャブ・運転台

風雪に耐え#13

それでは、今回も引き続き北海道の保存車両をお届けしたいと思います。 国鉄万字線(廃止)朝日駅跡は、駅舎とホームの一部、及びこの車両、B20 1が保存されます(写真)。 B20形は戦時設計の簡易入換機、飽和蒸気式(通常のSLは過熱蒸気式)で蒸気…

風雪に耐え#11

それでは、今回も引き続き、北海道の保存車両からお届けしたいと思います。 岩見沢市郊外、道道沿いの農園レストランの庭か畑かに、保存されるクハ711 103(写真)。相方203と共に、先頭車のみ保存されます。 交流制御ですので、1M2Tでも運転可…

風雪に耐え#10

それでは、今回からは、「札幌交通資料館」を終え、他の地域に目を移したいと思います。 栗山町「栗山公園」には、国鉄9600同形の、夕張鉄道21が保存されます(写真)。国鉄払い下げ機か、自社発注機か、手元では分かりません。 公園の端の方に、屋根…

現在閉鎖中#10

それでは、今回も引き続き「札幌交通資料館」からお届けします。 写真は、大型車体なのでしょう、ボギー車の601(写真)。1車体、中程度の輸送力のものです。 後に名鉄に移籍した連接車はヘッドライトが鼻先埋め込み式2灯でしたが、まだこの頃は1灯式…

現在閉鎖中#8

それでは、今回も引き続き「札幌交通資料館」からお届けします。 今回は、小型車体のボギー式路面電車、321です(写真)。2軸車では足りない、しかし大型車体は不要という線区用の車両です。 路線維持には、このような車両も有効であった、ということで…

現在閉鎖中#5

それでは、今回も引き続き「札幌交通資料館」からお届けします。 今回は、A801、連接車です(写真)。輸送力向上のため、2軸増えただけで1輌増結となり、増減は出来ませんが、単純に輸送量は2車体分になります。 後に、この後に製造された連接車が、…

現在閉鎖中#4

それでは、今回も引き続き「札幌交通資料館」からお届けします。 写真は、”Tc1”、親子電車の付随車です(写真)。輸送量の多い時間帯には繋ぎ、少ない時間帯には切り離す仕組みです。 こちら側は運転台があり、動力車を遠隔操作します。 反対側(写真)。…

風雪に耐え#8

それでは、今回も引き続き、北海道の保存車両からお届けしたいと思います。 岩内町の公園にて保存される、D51 159(写真)。一般形に分類される同機、安定した時期の製造です。 階段があるので、キャブに入ります。 キャブ(写真)。やはり公園での公…

風雪に耐え#2

それでは、今回も北海道から、室蘭市のD51をお届けします。 写真は、室蘭市科学館に展示される、D51 560です(写真)。同館の屋外展示で、植物園の奥、雨が原因でしょうか、あまり訪れる人はいないようです。 キャブ(写真)。私有地の管理でそこそ…

風雪に耐え#1

それでは、今回からは、北海道関連の連載を始めたいと思います。 写真は、北斗市にある日本セメント上磯5号機です(写真)。凸型2軸の電気機関車です。 現在も走っていれば銚子電鉄のデキのような存在になったでしょうが、既に静態保存、少々傷みが目立ち…

都民の足#2

それでは、今回も引き続き都電荒川車庫からお届けします。 「都電おもひで広場」のもう1両は、7504(写真)。平成まで走った大型ボギー車で、通学で威力を発揮したことから、「学園号」なる渾名もあるそうです。 イベント時で、写真のとおりの混雑で、…

都民の足#1

それでは、今回からは、都電荒川車庫のイベントからお届けします。 写真は、「都電おもひで広場」に展示される、5501です(写真)。アメリカの技術を導入した「和製PCCカー」とされます。 行った方は分かると思いますが、あの狭い中でこんな写真を撮…

輸送の中枢#6

それでは、今回は、JR大宮最終回、鉄道博物館の収蔵車両からお届けします。 写真は、キハ41307です(写真)。初期の気動車、機関はディーゼルエンジンになっています。 車内(写真)。2ドア、セミクロスシートで、多くが木材で出来ている半鋼製です…

削除要請あり

それでは、今回は、宮崎県の保存車両をお届けしたいと思います。 写真は、高千穂鉄道(廃止)の、最初の団臨車両、TR301(写真)。相方のTR302と共に、イベント用に使用されました。TR500形登場で一足先に引退、高千穂線未成線跡に設置された…

Locomotive#1

それでは、今回は、秩父鉄道からお届けしたいと思います。 「パレオエクスプレス」牽引機として秩父鉄道に在籍する、C58 363(写真)。機関車の多い同鉄道でも、一際目立つ存在です。 開場間もない早い時間であったので、キャブ見学の行列も短く、入る…

危険な出来事

それでは、今回は、紀勢地方の保存SLをお届けします。 新宮市の公園にある、C11 96(写真)。特段特徴の無いカマですが、恐らく紀勢中線時代から使用されていた車両と思われます。 紀勢中線の前身となる軽便鉄道は新宮が終点、ルート変遷を経て、熊野…

安定期

それでは、今回は、秋田県横手市の保存機をお届けします。 横手市の公園に突如現れる、D51(写真)。270号機で、D51標準型と呼ばれる形態、安定して生産されていた時期の車両です。 階段からキャブに入ります。 キャブの様子(写真)。少し砂埃が多…

流行#3

それでは、今回も引き続き、「仙台市電保存館」からお届けします。 今回は、全3両の3両目、415です(写真)。近代的な外観の路面電車、仙台市では最終期のようです。 運転台(写真)。路面電車の装置に、ワンマン運転用の放送装置等が追加されています…

流行#2

それでは、今回も引き続き、「仙台市電保存館」からお届けします。 写真の電車は123、左右非対称の正面です(写真)。営団6000系のデザインの元のようでもあります。 運転台(写真)。路面電車の運転装置に、右手にワンマン運転の自動放送用の装置が…

流行#1

それでは、今回からは、「仙台市電保存館」からお届けしたいと思います。 仙台市営地下鉄南北線車庫に併設される同館は、震災後一時閉鎖されていましたが、公開を再開しています。今回は震災後の写真です。 半鋼製の電車、仙台市電1です(写真)。初号車と…

駅前公園

それでは、今回は、保存SLをお届けしたいと思います。 山形駅近くの公園にて保存される、8620形68691(写真)。大正の名機です。米沢以北で使用されたのか、旅客用機ですが、支線区では貨物に従事した記録もあります。ヨーロッパ風のスポーク動輪…

Maroon#4

それでは、今回は、阪急正雀工場最終回、ED2003をお届けします。 建屋の一角には、伝統の車両たちの一部をカットモデルとして残している区画があり、そこは大体が行列になっていました。 写真は、ED2003のカットモデル、ポール集電式の電気機関…

Maroon#3

それでは、今回も引き続き阪急正雀工場からお届けしたいと思います。 阪急動態車では最古参となった、2301(写真)。2351、2302、2352の4連が、両先頭のみ残り、現在は2連です。 定速制御が出来る「オートカー」でしたが、現在その設備は…

Maroon#2

それでは、今回も引き続き、阪急正雀工場からお届けしたいと思います。 写真は、8413始め8連、「古都」です(写真)。マルーンの漆の上に描いた蒔絵のようで、凝ったラッピングです。阪急のみに可能なデザインでしょう。 同編成は、イベント時に洗車体…

兵役逃れ

それでは、今回は、九州のSLをお届けしたいと思います。 肥薩おれんじ鉄道、九州新幹線「出水」駅前に、その機関車はあります、C56 92です(写真)。軽量テンダ機、長距離簡易線用の機関車です。 91号機が限定公開である関係で、見学出来るC56と…

貨物機

それでは、今日は、単発でEF60をお届けしたいと思います。 両毛線足利駅前に保存される、EF60 123(写真)。まるで現在のPFのように、首都圏のローカル貨物を牽引した同形は、セノハチ重連補機にできず、現存する数も僅かです。その、貴重な1…

乗務の雰囲気#1

それでは、今日は、大分県日田市の車両をお届けします。 日田市の民間施設には、ED76 91と、オロネ15 3000番代(元オロネ25、「シングルデラックス」)、スハネフ14が保存されます(写真)。雰囲気は、九州島内の寝台特急で、ヘッドマークも…

工場内

それでは、今日は、三原市のSLを見ていきたいと思います。 三菱重工三原工場のエントランス近くにある、C57 76(写真)。三原工場で鉄道車両を製造していたことに因み保存されるものです。 なお、同機は同じ三菱重工でも神戸造船所で製造されたもので…

Panorama#1

「パノラマカー」といえば名鉄、名鉄といえば「パノラマカー」。多くの鉄道ファンに愛された同系は、未だ記憶に残ります。 当時の社長はパノラマカーが嫌いだったらしく、舞木検車場内と中京競馬場以外には、保存車両が残っていません。 その、中京競馬場の…

イタ飯屋

それでは、今日は、イタ飯屋の中の保存車両を、お届けしたいと思います。 名古屋市港区の、とあるスパゲッティ屋の中に、その車両は保存されます、そう、名鉄モ510形、モ515(写真)。店舗内の保存でダルマで、内部も改造されていますが、車体は紛れも…