Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

幹線の要衝#10

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 それでは、今回も引き続きJR東日本郡山車両センターのイベントからお届けします。

 写真は、キハ112-217です(写真)。陸羽東線用の気動車で、キハ111とペアを組む片運転台車です。

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 写真は、その機関、DMF14HZAと思われ、カミンズ製の直6インタークーラーディーゼルターボエンジン、排気量は概ね14,000cc、出力は420PSとのことです。

 同形には、新潟鐵工所製や、コマツ製機関もあり、見ただけでは区別は困難、ほぼ同性能です。

 それでは、次回をお楽しみに。

幹線の要衝#9

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 それでは、今回も引き続きJR東日本郡山車両センターのイベントからお届けします。

 写真は、キハ40 583です(写真)。只見線等で使用される車輌です。

 大型車体の割には機関出力が増えておらず、燃費がかさむという人もいます。

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 キハ40は片側動台車、片側従台車ですが、その動台車、DT22Dです(写真)。ボルスタ台車、軸箱支持は国鉄伝統のウイングバネペデスタル式です。

 各地で現役の同形式、機関換装や直噴化改造などが施され、JR九州などではジョイフルトレインにも使用されますが、JR東海では全廃、海外に売却されました。会社の考え方が現れるところです。

 それでは、次回をお楽しみに。

幹線の要衝#8

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 それでは、今回も引き続きJR東日本郡山車両センターイベントからお届けします。

 写真は、E657系、クハE657-6です(写真)。勝田車両センターK6編成の先頭車です。

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 同車の台車、TR263です(写真)。軸箱支持はモノリンク式では無く軸はり式、JR東日本で多く見られる形の台車です。通勤電車ではヨーダンパの無いボルスタレス台車も見られますが、同車はヨーダンパが装備されます。

 JR化以降、JR各社は軽量な台車を使用しますが、JR東日本ではその傾向が顕著で、特急車でもここまで来ており、通勤車など、何と表現すれば良いのか。逆に京急等の重厚な台車も、今では納得のいくものです。究極の台車は、まだありません。

 それでは、次回をお楽しみに。

幹線の要衝#7

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 それでは、今回も引き続き、JR東日本郡山車両センターのイベントからお届けします。

 写真は、サハE531-5の、連結器(写真)。通常解結しないこの部分は、密着連結器に準じた半固定式の連結器が使用されます。連結後、四隅をボルトで固定するものと思われます。

 国鉄時代はこれは認められず、全部通常の連結器を使用していましたが、編成単位で運用される現在は可能で、国鉄末期から私鉄同様の棒連結器等も使用可能となったようです。

 それでは、次回をお楽しみに。

幹線の要衝#6

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 それでは、今回も引き続きJR東日本郡山車両センターのイベントからお届けします。

 写真は、E531系が載る、仮台車(写真)。何でもないようですが、郡山の仮台車は、モーターが装備され、アント等の動力が無くても、自走可能になっています。充電用のリールコードも装備されます。

 いろいろな工場のイベントに参加していますが、これは郡山以外では見た記憶がありません。自製のものでしょう。

 それでは、次回をお楽しみに。

幹線の要衝#5

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 それでは、今回も引き続きJR東日本郡山車両センターのイベントからお届けします。

 写真は、本線に繋がる線路と、北トラバーサの間にある建屋、則ち車体と台車を分離する施設の、トラバーサ側にある、「台車転車台」(写真)。台車を抜いて、仮台車を入れるのに使用される転車台です。

 多くの工場で見られるものですが、場所によっては線路が十字形のものもあり、それは設置したときの考え方です。

 それでは、次回をお楽しみに。

幹線の要衝#4

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 それでは、今回も引き続きJR東日本郡山車両センターイベントからお届けします。

 南トラバーサは、乗車体験に使用されます(写真)。これも50tトラバーサです。

 何故か、外観の写真を撮り損ねてしまい、失敗でした。

 で、その代わりとは言いませんが、運転の動画があります。これでお許し下さい。

 郡山は、3条4台のトラバーサで構成され、大規模な工場です。流石東北本線の車輌を預かる工場だけあります。

 それでは、次回をお楽しみに。

幹線の要衝#3

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 それでは、引き続きJR東日本郡山車両センター(旧称「郡山工場」)のイベントからお届けします。

 写真は、工場の中央部にある、中央トラバーサ(写真)。屋根付きの、50tトラバーサです。

 トラバーサを3条も配置は、JRの工場でも最大級と思います。東北には、他は秋田だけですから。

 それでは、次回をお楽しみに。

幹線の要衝#2

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 それでは、今回も引き続きJR東日本郡山車両センターのイベントからお届けします。

 今回の写真は、昨日のトラバーサと同じ線路に乗る、トラバーサ(写真)。屋根がなく、最大積載量が30tで、機関車は無理ですが、電車や気動車であれば載せられます。

 長編成を扱うには、一度に2両移動出来れば効率的です。扱う車両数に合わせ、設計されています。

 それでは、次回をお楽しみに。

幹線の要衝#1

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 それでは、今回からはJR東日本郡山車両センター(旧称「郡山工場」)のイベントからお届けします。

 写真は、工場北側のレールに載る、2台のトラバーサのうち、屋根付きの大型のトラバーサ(写真)。積載荷重50tと書かれます。

 当然メインのトラバーサであり、編成を分解された車輌が最初に載るトラバーサになります。

 それでは、次回をお楽しみに。