Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

改築中#2

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 それでは、今日も引き続き、JR東海浜松工場からお届けしたいと思います。

 かつてはシャトルバスのターミナルになっていた、センタートラバーサ前の広場(写真)。中心は、今まで使用されてきた、屋根付きのトラバーサです。

 既に建物の改築が進み、このセンタートラバーサも、今後移設、撤去ということが考えられます。来年は、どうなっているでしょうか。

 それでは、次回をお楽しみに。

改築中#1

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 それでは、今日からは、JR東海浜松工場からお届けしたいと思います。

 写真は、工場の一番端に当たる部分に設置された、新しいトラバーサ(写真)。JR東海オレンジに塗られた、屋根付きのトラバーサです。

 浜松工場も、耐震補強のためとして、操業しながら改築を行っています。その一環で、車体吊りの天井クレーンも廃止となり、昨秋に最終イベントが行われました。このトラバーサは、まだ本格運用には入っていないようで、まだこれからといった感じでしたが、多分ここ1,2年で、大きく変わっていくことでしょう。

 それでは、次回をお楽しみに。

トンネルの向こう#5

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 それでは、今日は、釧路市からお届けしたいと思います。

 現在釧路市になる、旧阿寒町中心街にある、国鉄、後に雄別鉄道(廃止)に譲渡された、C11 65(写真)。国鉄制式機のナンバーと状態のまま、譲渡されました。

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 キャブ(写真)。小型のボイラ、片手でチェーンを引き石炭を投入します。ほぼ開放の保存の割りには、状態は良い方です。

 現在、この近くまで高速道路が開通し、長閑であった北海道の移動からは、隔世の感があります。高速バスも繁盛し、よりJR北海道の経営を圧迫します。まだ時程はJRが勝っていますが、随時性が、やはり問題です。良い方法は無いのでしょうか。

 それでは、次回をお楽しみに。

トンネルの向こう#4

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 それでは、今回は、登場2回目、東川町郷土資料館に保存される、旭川電気軌道(廃止)101を、再びお届けします。

 建物のスペースギリギリで収まっている同車、一枚に入れるには、超広角レンズが必要です(写真)。

 奥は、鏡で、広く見せる技術があります。

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 車内(写真)。一部展示用に変更されている部分もありますが、概ね営業当時のままのようです。半鋼製で、木材が多用されます。

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 運転台(写真)。計器は少ないですが、エアブレーキで、他ツーマン運転用の装備があります。

 今年、同鉄道最後の車両、1001も撮りました。そのうちに、お届けする機会があればと思います。

 それでは、次回をお楽しみに。

トンネルの向こう#3

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 それでは、今回は、引き続き北海道の車両からお届けしたいと思います。

 写真は、三菱美唄鉄道2(写真)、鉄道院4110形同形です。5動軸のタンク機、急勾配線区用で、同形は人吉や庭坂に配置され、肥薩峠や板谷峠越えに使用されました。

 三菱美唄鉄道も勾配線区とのことで、同形が使用されたようです。

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 キャブ(写真)。焚き口は小さく、急勾配用としては小さめのボイラです。肥薩峠では1駅ごとに給水が必要とのことでした。

 肥薩峠ではD51に置き換えとなり、戦後最後の制式SLであるE10が、期待を持って配備されますが、空転が酷くすぐに転属となり、D51が永く天下でした。函館本線もD51を使用したはずですが、美唄への入線は無かったようです。

 それでは、次回をお楽しみに。

トンネルの向こう#2

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 それでは、今日は北海道の2回目、岩内町のD51をお届けします。

 写真は、D51 159です(写真)。公園の中に静態保存されます。

 塗装に傷みはありませんが、銀色の場所までペンキが塗られ、動態化はほぼ不可能です。

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 キャブ(写真)。こちらも同様、ペイントロックしていて、可動部も動かない様子です。

 オープンな公園で、この程度の傷みであれば、まだ軽傷という感じはしますが、動態化は残念ながら無理でしょう。保存という観点から、仕方ない面はあります。

 それでは、次回をお楽しみに。

トンネルの向こう#1

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 それでは、今回は、海を渡り、北海道の車両からお届けしたいと思います。

 写真は、倶知安町に保存される、9600形79615(写真)、かつては「二つ目羊蹄」と書かれたヘッドマークと、2灯のライトを装備した同機でしたが、右側は喪失し、左側も傾いています。引退後つい数年前までは何でもなく、ここ数年の悪戯で、その一部が失われてしまいました。

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 キャブ(写真)。水面計はやはり無く、夜間も出入り自由で、それでこの状態はやむを得ませんが、少々残念な状態です。

 壊す人に「大正の名機」と言ったところで何も変わりませんが、非常に残念です。今後が、少々心配です。

 それでは、次回をお楽しみに。

再三再四

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 それでは、今日は、本州最北端の保存車両、中泊町博物館の保存機をお届けします。

 同館には、森林鉄道のDLが保存されます(写真)。協三工業製、二軸の小型のDLです。

 連結器はこれもピン式で、荷重による沈み込みに合わせ何段かの調整が出来る構造になっています。

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 キャブの様子(写真)。機械式の変速のようで、ギアとブレーキで操作しているようです。クラッチも足踏み式と思われますが、この位置では分かりません。

 同館は日曜祝日休館で、臨時休館があったりで、7回位行った記憶があり、やっと中に入ることが出来ました。感激もひとしおです。

 それでは、次回をお楽しみに。

3度目の正直

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 それでは、今日は、青森県からお届けします。

 写真は、弘前市の公園に保存される、D51 892です(写真)。準戦時形のD51、しかし蒸気ドームはカマボコ形になっていません。

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 キャブ(写真)。公園の保存ですが、水面計以外はそのままのようです。

 ここは、最初は大雨、2回目は冬囲いでブルーシートに包まれ、3度目に撮影が叶いました。黒光りしており、ペイントロックしている以外は良いようです。

 それでは、次回をお楽しみに。

Classic#5

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 それでは、遠征後初となる今回も、先回と同様のネタ、秋田県仁別森林博物館からです。

 写真は、森林鉄道用ボギー式機関車F-5、酒井製作所の製造です(写真)。森林鉄道用としては大型の機関車です。

 連結器はピン式で、台車が重さで沈んだ位置に合わせられるよう、何段にもなっています。

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 運転台は両端にありますが、その一方(写真)。中央には液晶モニターが入っていますが、それ以外はペイントロックを除きそのままのようです。

 これだけ大型のものは、あまり残っていないようです。森林鉄道用としては、赤沢に1台あるくらいで、増して動態保存機はありません。貴重な資料となっています。

 それでは、次回をお楽しみに。