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Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

明治の思い出#8

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 それでは、今日も「明治村」から、最終回です。

 尾西鉄道1号SLの後は、橋になっており、これも明治の橋で、東海道本線旧六郷川橋梁の1連です(写真)。複線用の鉄橋、構造的にはポニーワーレントラス橋です。

 複線用橋梁として落成も、同区間複々線化によって移転し、単線として使用も、これも用途廃止となったところを、明治村に移設、複線用に復元、片側は当時のレールを敷いています(もう片側は歩行用通路です)。

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 トラス部の、銘板(写真)。「ハミルトン・ウィンザー・アイアンワークス」(イギリス)1875年製です。

 SLの時代はこれで十分でしたが、電化を考えると、ポニーワーレントラス橋は架線支持物を別途設ける必要があり、その辺が手間で、あまり電化区間では見かけません。JRなら淀川橋梁の一部か、他は近江鉄道か、その程度です。

 それでは、次回をお楽しみに。

明治の思い出#7

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 それでは、今日も引き続き、「明治村」からお届けしたいと思います。

 写真は、公式駐車場に近い北口前、「SL東京駅」の、転車台です(写真)。直径は小さいものとなっています。

 奥は整備庫で、12号及び9号SLの整備が行われますが、この当時は9号が大修繕中で、ここにはありませんでした。

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 転向(写真)。12号SLが、人力で回されます。タンク機ギリギリの大きさです。

 もう一方の終点、SL名古屋駅にも転車台があり、一行程毎に転向します。

 それでは、次回をお楽しみに。

明治の思い出#6

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 それでは、今回も引き続き「明治村」の施設をお届けします。

 名鉄が、自社の物件として保存したのが、「岩倉変電所」です(写真)。岩倉は、名鉄犬山線から、東一宮方面、小牧方面に分岐した主要駅で、今はそれらは廃止されていますが、現在も特急が停まる駅です。その分岐点に変電所が出来るのは、給電という考え方からも自然です。

 現役当時は変電機械があったようですが、移設時に「岩倉ホール」となり、イベント用施設になっているようですが、まだ一度もイベントに出くわしたことがありません。機会があれば、是非と思います。

 それでは、次回をお楽しみに。

明治の思い出#5

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 それでは、今日も引き続き「明治村」からお届けしたいと思います。

 写真の建物は、「東京駅前警備巡査派出所」で、いわゆる「交番」、東京駅前にあったようです(写真)。東京駅の赤レンガとコーディネートされた赤煉瓦の建物で、意匠も復元された東京駅と一致しています。東京駅同様、ハイカラな建物です。

 基本的に明治村の建物は、歴史的価値があるものの、当時不要となり、建て替えなどで消滅の危機にあった名建築たちであり、それが部分ながら残ったのは、「明治村」を思いついた当時の名鉄社長の才覚でしょう。まだ「産業遺産」などという発想も無く、普通の家の写真集が当たり前のように売られる欧米ほどでも無く、正に先見の明があったと言えます。でなければ残らなかったものばかりで、その価値は今更に増しています。

 それでは、次回をお楽しみに。

明治の思い出#4

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 それでは、今回も引き続き愛知県犬山市の「明治村」からお届けしたいと思います。

 写真は、鉄道寮新橋工場(機械館)です(写真)。初期の車両整備工場、車両そのものの入口はありませんが、部品の整備などを行った、鉄骨製の建物です。

 また、中には鉄道関連を中心とした、旋盤等の機械が多数展示され、そのうちの一部は産業遺産になっていますが。このブログの範疇では無いのでカットします。まあ、明治村らしい建物と言えます。

 それでは、次回をお楽しみに。

明治の思い出#3

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 それでは、今回も引き続き「明治村」からお届けしたいと思います。

 写真は、静態保存される、尾西鉄道1号機関車です(写真)。弥富~津島~一宮~玉ノ井を結んだ尾西鉄道、須ヶ口からの名鉄津島線が開業すると一気に経営が傾き、紆余曲折を経て名鉄に統合されました。

 旧関西鉄道の蒸気動車も最後は尾西鉄道の所有、その縁で明治村保存でしたが、現在は「リニア・鉄道館」に保存されます。

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 その、キャブ(写真)。右側機関士は、輸入機共通の特徴です。

 今更同機を復活させることは無いと思いますが、動けば、凄いですね。でも同村でのSL3台目の維持は、やはり困難であると思います。

 それでは、次回をお楽しみに。

明治の思い出#2

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 それでは、今日も引き続き、「明治村」からお届けしたいと思います。

 写真は、デ22、名鉄の初号車と同形です(写真)。木製の電車で、札幌市交通記念館にて保存されていたものを、期間限定で借用しています。

 名鉄の母体となる会社は、名古屋駅と中心街の「栄」を結ぶ電気軌道が始まりで、その開業から120周年となることから、譲渡先の札幌市から借用しているものです。

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 運転台(写真)。直接式のマスコンに、回転式ハンドブレーキで、確かにこの装備の電車では、長編成で動くとは考えられません。技術は、進歩しました。

 元はこの場所は、現在は「リニア・鉄道館」にて保存される、元関西鉄道の蒸気動車があった場所でしたが、移転後、新たなガラスの折戸式シャッター付きの施設を設置し、万全の態勢で保管されます。

 それでは、次回をお楽しみに。