Tetsu Construction

こんな、構造物なんだ!

試験用#2

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 それでは、今日も引き続き豊田市「鞍ヶ池公園」からお届けします。

 昨日は、モ805をお届けしましたが、今日はその相方、ク2313です(写真)。これも半鋼製の電車、内装は木材を多用しています。

 かつて名鉄では、2000番代と3000番代は相方で、鋼製車体載せ替え組の番号でしたが、1両も現存せず、2000系、2200系は特急に、3100系、3150系、3300系、3500系、3700系は一般形VVVF車が使用します。

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 運転台(写真)。半室運転台ですが、横のドアはアルミ製、引退後保存のため設置されたものと思われます。オリジナルではないので、念のため。

 この2両で、新線であった豊田線(豊田新線)の試運転を行いました。その後本線に復帰しましたが、結局引退、安住の地を見つけました。

 なお、名鉄三河鉄道から引き継いだ免許は、八事が起点でしたが、瀬戸線栄町乗り入れ、及び鶴舞線との相互直通を条件に、名古屋市内の免許を名古屋市に譲渡したことから、現在の姿になります。

 それでは、次回をお楽しみに。

試験用#1

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 それでは、今日は、豊田市「鞍ヶ池公園」の名鉄電車をお届けします。

 写真は、モ805、旧式な半鋼製電車です。骨組みはともかく木材が多用され、非常にウッディーな車両です。

 地下鉄鶴舞線と相互乗り入れをする名鉄豊田線の、落成後の試運転を行った電車で、その縁で豊田市の公園に保存されます。

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 その、運転台(写真)。旧来の電車で、マスコンとブレーキ以外には計器も少なく、旧来の電車です。半室運転台になっています。

 それでは、次回をお楽しみに。

輸送力

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 それでは、今日は、都電の保存車両をお届けします。

 板橋区の公園に保存される、都電7508(写真)。大型車体の都電車両です。リニューアルをされながら、最近まで同形が走っていました。

 都電のオレンジに赤帯ではなく、白地に青帯、あまり記憶にありません。「都電思い出広場」の7500形とも異なります。

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 同車の運転台(写真)。現代の電車への変化の時期で、メーターが増えています。ワンマンで状況を判断出来るようになっています。

 大型車体の同車は、平成まで同形が使用され、輸送力を確保していました。路面電車としては高床ですが、ホーム嵩上げもバリアフリーの方法です。

 それでは、次回をお楽しみに。

帰郷

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 それでは、今日は東急世田谷線ネタをお届けしたいと思います。

 写真は、デ601、元東急の電車で、東急から江ノ電に移籍、各地から集められた「タンコロ」の1両ですが、江ノ電も2または4両連接となり、引退し、現在東急世田谷線宮の坂駅横にて静態保存されます(写真)。

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 世田谷区の施設として、中も見学可能です。

 運転台の様子(写真)。マスコンとブレーキ、圧力計のみで、スピードメーターもありません。少し古い電車です。

 輸送力の限界から江ノ電に移籍も、江ノ電も1両では全く、2両でもちょっと、4両でも厳しいときがあるほど混みます。利用が多いこと自体は良いのですが、今後どうなるのでしょうか。

 それでは、次回をお楽しみに。

現役

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 それでは、今回も、引き続き若桜鉄道ネタをお届けしたいと思います。

 終点の若桜には、写真のような転車台があります(写真)。簡易線で、鳥取からの直通でもC12で足りたのでしょう、タンク機がちょうどのものです。

 現在若桜鉄道でもC12を圧縮空気で動態化し、DD16を補機にSL運転をする準備をしています。それには欠かせない施設、今後も大切にして欲しいですね。

 それでは、次回をお楽しみに。

引退後の余生(その2)

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 それでは、今日も引き続き若桜鉄道「隼駅」、ED301ネタをお届けします。

 写真はED301の台車です(写真)。ウイングバネペデスタル式、揺れ枕梁が台車下部を通り、国鉄の台車に近いイメージです。

 軸箱も、2か所支持が無いと固定出来ません。そこでこれは軸箱の左右にウイングバネが入ります。この設計は各種あり、車両会社と鉄道会社のの設計思想の現れる場所です。

 それでは、次回をお楽しみに。

引退後の余生

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 それでは、今日は若桜鉄道「隼」から、旧式電機をお届けします。

 写真は、ED301です(写真)。元北陸鉄道の電機、引退後かなり時間が経ってから、同駅にやって来ました。雪国用、旋回窓が特徴です。

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 その、運転台(写真)。一般的な旧式電機ですが、インパネの計器が少なく、少し古い電機であることが分かります。しかし、左ブレーキ、右マスコンは同じで、非自動進段式のようです。

 北陸鉄道鶴来車庫では引退後、だんだん隅に寄っていきましたが、静態保存とはいえ、余生を過ごす場所が出来たことは良いことです。永く、保存されると良いですね。

 それでは、次回をお楽しみに。

上等席

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 それでは、今回は、永く続いた「小樽総合博物館」ネタの最終回です。

 写真は、1等車が緑帯となったグリーン車、キロ26 107です(写真)。キロ28に準じ、北海道仕様になっています。

 後に、車体の等級帯は廃止され、この緑帯は、その復元となっています。

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 車内(写真)。昭和40年代風のリクライニングシートが並びます。車内はシアターであったらしく、古い大型テレビが置かれます。床は流石に木材では無く、リノリウム張りになっています。

 注目は天井で、分散型クーラーが装備されています。

 1等車、則ちグリーン車は贅沢ですが、当時はこのようであったことがわかります。現在の特急普通車と、ほぼ同じです。

 それでは、次回をお楽しみに。

酷寒冷地仕様

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 それでは、今日も引き続き「小樽総合博物館」ネタをお届けしたいと思います。

 同館の一番南西部を通る線路は、展示車両が多数です。写真は、キハ56 23、キハ58系に分類されますが、北海道仕様であることから、内地の車両と異なり、形式が別とされています。窓下にナンバーが入り、北海道の車両であると分かります。

 ドアが開いているので、中に入ります。

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 運転台(写真)。正面窓に電気式デフロスタが入り、旋回窓ほどではありませんが、寒冷地の仕様です。

 その他は、キハ58系に準じています。

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 車内(写真)。先ず違いが気付くのは、床です。リノリウム張りでは無く、木製です。また、窓は二重窓で、酷寒地用であることが分かります。

 今でこそ大差ありませんが、それまでの北海道は、何もかもが特殊仕様であったことが分かります。それ程までに、北海道の冬は大変なのです。

 それでは、次回をお楽しみに。

これも無理です

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 それでは、今回も引き続き「小樽総合博物館」ネタをお届けしたいと思います。

 写真は、転車台、手宮口側のものです(写真)。「アイアンホース号」の折り返しのための施設であり、鉄道博物館時代に設置されたものと思われます。

 本館側の下路式に対しこちらは上路式、どこか廃線から持ってきたような施設ですが、残ったことは良いことです。ただ、ここも今頃は雪の中、見学は多分不可能です。春が待ち遠しいですね。

 それでは、次回をお楽しみに。